お金の知恵袋

②新NISAの商品選び徹底ガイド|初心者向けおすすめ投資信託と選び方のコツ

はじめに

2024年から始まった「新NISA」。非課税投資枠が拡大し、非課税期間も無期限化されたことで、投資初心者にとっても大きなチャンスが到来しました。しかし、いざ始めようと思っても「どの商品を買えばいいのか分からない」という声を多く聞きます。証券会社の画面には何百本もの投資信託が並び、株式やETFも豊富。選択肢が多すぎて迷ってしまうのは当然です。

そこで本記事では、初心者が迷わずに商品を選べるように、

  • 商品選びの基本の考え方
  • 初心者におすすめの具体的な投資信託
  • SBI証券・楽天証券で買える人気ファンド
  • 失敗しないための注意点

を徹底的に解説します。資産形成の基本「長期・積立・分散」の考え方をベースに、シンプルでわかりやすい選び方を紹介します。

新NISAの商品選びの基本

インデックスファンドを選ぶ

投資初心者にとって最も安心できるのは「インデックスファンド」です。特定の株価指数(例:S&P500、全世界株式指数など)に連動するように設計されており、低コストで市場全体に分散投資できます。個別株やアクティブファンドと比べて手間も少なく、投資の王道といえます。

長期投資に向いた商品を選ぶ

短期的な値動きに一喜一憂するのは初心者にとってストレスになります。長期的な成長が見込める「全世界株式」や「米国株式」に投資できるファンドを選ぶことで、20〜30年というスパンで安定したリターンを狙えます。

信託報酬(手数料)が低いものを選ぶ

信託報酬とは、ファンドを保有している間にかかる運用管理費用です。たとえば年率1%の手数料がかかる商品に30年間投資すると、数百万円もの差が出ることもあります。初心者は 年率0.2%以下 を目安に商品を選ぶのが鉄則です。

分散投資を心がける

国内株式だけに偏るのではなく、海外株式や複数の地域に分散投資することがリスク低減につながります。世界中の株式に投資できるファンドを選ぶと、自動的に分散が効きます

初心者におすすめの投資信託(人気ベスト3)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

特徴:先進国から新興国まで、世界中の株式に分散投資可能。
メリット:1本で分散投資が完成。リスクを抑えながら世界経済の成長を享受できる。
信託報酬:約0.113%と低コスト。
おすすめ度:★★★★★(初心者の王道)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

特徴:米国を代表する500社に投資。
メリット:米国経済の成長力を反映。過去の実績も高く、長期で安心感がある。
信託報酬:約0.093%。
おすすめ度:★★★★★(米国集中型の鉄板)

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

特徴:米国の大型株から小型株までカバーし、より広い米国市場に投資可能。
メリット:米国市場全体の成長を享受できる。
信託報酬:約0.0938%。
おすすめ度:★★★★☆(米国好きにおすすめ)

これらのファンドは、SBI証券・楽天証券のどちらでも購入できます。いずれも低コストで実績があり、初心者でも安心して選べる商品です。

SBI証券で買えるおすすめファンド

SBI証券は商品ラインナップが豊富で、低コストファンドを多数取り扱っています。

  • SBI・Vシリーズ(全米株式、S&P500、全世界株式)
  • eMAXIS Slimシリーズ(全世界株式、米国株式)
  • 日経225連動型インデックスファンド(日本株式を組み入れたい場合に検討)

SBI証券は「Vポイント」「Tポイント」で投資できるのも強み。ポイントを使って投資を始めると心理的ハードルが下がります。

楽天証券で買えるおすすめファンド

楽天証券も初心者からの支持が厚い証券会社です。楽天経済圏と連携しやすく、普段の生活と投資をつなげやすいのが魅力です。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
  • eMAXIS Slimシリーズ(全世界株式、S&P500)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天ポイントをそのまま投資に回せるので、日常生活で貯めたポイントが資産形成に役立ちます。初心者にとって「気軽に投資を始めやすい環境」が整っています。

具体例:月3万円を20年間積み立てた場合のシミュレーション

仮に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に月3万円を20年間積み立てた場合を想定してみましょう。

  • 積立総額:720万円(3万円 × 12ヶ月 × 20年)
  • 年利5%で運用できた場合: 約1,230万円

つまり、元本720万円が20年後には約1.7倍になる計算です。非課税で運用できる新NISAなら、この利益に税金がかからず、すべて資産として残ります。

商品選びでやってはいけない失敗例

初心者が陥りやすい失敗例も押さえておきましょう。

  • 高コストのアクティブファンドを選んでしまう → 手数料負担で長期的なリターンが削られる
  • 流行りのテーマ株ファンドに集中投資する → AIやEVなど話題の商品は値動きが激しい
  • 分散せずに1つの商品に大金を入れる → リスク分散が効かず、下落時のダメージが大きい

失敗を避けるには「低コスト・インデックス・分散」を守ることが大切です。

まとめ:シンプルに始めて、継続が最強の武器

新NISAの商品選びは、シンプルに「低コストのインデックスファンド」から始めるのがベストです。特に「全世界株式」や「米国株式」ファンドは、初心者でも安心して長期的に保有できます。投資の基本「長期・積立・分散」を実践すれば、数十年後に大きな資産を築ける可能性があります。

最初から複雑に考える必要はありません。まずは1本の商品を選び、積立を設定し、自動で資産形成を進めていきましょう。慣れてきたら他の商品も検討すれば十分です。

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どちらの証券会社も初心者が安心して投資デビューできる環境を整えています。未来の自分に資産というプレゼントを渡すために、今日から一歩踏み出しましょう

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